ロールプレイのす ゝめ

ロールプレイって何?

 簡単に説明するなら貴方の動かすキャラクターの役割になりきりプレイすることを言います。簡単なロールプレイなら剣士は剣士らしく、アコライトはアコライトらしくプレイする、みたいな具合でしょうか。もっと細やかにプレイする場合は、自分のプレイするキャラクタに性格付けをし、その性格に基づいた行動をします。例えば剣士で騎士見習いの堅物という性格付けなら、(見習いながら)騎士らしく振る舞うでしょう。

要するにプレイヤの性格とは別の人格をゲーム内で演じるのがロールプレイというものです。

 本来ロールプレイというものはTRPGの文化でありTVゲームには必要のない物でした。そしてTVゲームでのRPGが主流であり、基本的にあらかじめ準備されたキャラクターの物語を追う形式がメインだった日本にはなじみの薄いものだったでしょう。ですが、ネットゲームがメジャーになってきた昨今はロールプレイが大切な要素の一つになってきました。

Ragnarokに於けるロールプレイについて

 基本的に既存の一人用RPGとRagnarokとはプレイヤ=操るキャラクタであることに変わりはありません。大きな違いはRagnarokに準備されているのはキャラクタの姿形と職業のみという点です。キャラクタの(外面的なものは兎も角)個性は無く、性格付けもされていません。要するに貴方というキャラクタを投影させる器が用意されているだけなのです。

 さてでは実際どのようにロールプレイすべきでしょうか?

 答えは貴方の中にあります。Ragnarokの世界で貴方は演じてみたいキャラクタに実際になれるのです。騎士になりきるも良し、悪人(※1)になるも良し、少年のように無邪気なキャラになるのも良し、既存の物語中のキャラクタを演じるのも良し、本当に自由です。Ragnarokではアカウント情報により性別が固定されてしまうので性別を詐称しないと出来ませんが、自分と異なる性別を演じるのも一種のロールプレイと言えますね。

 余談。個人的な考えであり一般的かどうか解らないのですが、初対面で「どこに住んでいるいるの?」とか「一人暮らしなの?」と言ったプレイヤのパーソナルデータを問うのは「なんだかなぁ」と思います。私の操っているキャラクタは当然私というプレイヤが居るからこそ成り立っているのですが、だからといってプレイヤ≠キャラクタであり、Ragnarokの世界に居るキャラクタはあくまでRagnarokの世界のパーソナルデータを持ち、人格を持つわけです。その(自分内設定(笑))を通り越しプレイヤのパーソナルデータを聞かれるのはあまり良い気分ではありません。別に自分のロールプレイを人に押しつける気は一切ありませんが、(悪気が無いとはいえ)キャラクタ=プレイヤなプレイングを押しつけてくるのは勘弁して欲しいところです。

※1……悪人をロールプレイするのは構わないと思いますが、あくまでロールプレイということを念頭に置いてプレイすべきです。 悪人のロールプレイである、と言って見境無くノーマナー行為を行うのは詭弁でしかありませんから。

ロールプレイについての注意

・自分のロールプレイを人に押しつけないようにしましょう。そして相手のプレイングを尊重するように心がけましょう。

・恥ずかしがらず堂々とプレイしましょう。

・ロールプレイとはいえ常識的な範囲で。あまりに無理なプレイは他の人から反感を買うおそれがあります。