2003/03/08 (土)
●ZDNN:映画のようなゲームをローエンドでも──低価格版「GeForce FX」発表(ZDNN)
新製品の位置付けは、「GeForce FX 5600」がメインストリーム向け、「GeForce FX 5200」がバリューPCなどローエンド向けとなる。「従来製品に置き換えると、GeForce 4 Ti 4800SEが狙っていたところに5600を、GeForce 4 MX 440の市場に5200を投入するカタチ」(同社)。 価格に関しては「各メーカーが決めること」(同社)としているが、米国での市場予想価格は5600 ULTRAが180−250ドル、5200/同 ULTRAが99−149ドルとなる見込み。「日本では米国リテール価格より若干高くなるかもしれない」(同社)ということなので、5600 ULTRAが3万円前後、5200/同 ULTRAが1万5000−2万円前後といったところだろう。
ですって。DirectX9世代はATIが独走状態ですし、これからnVidiaの追走が始まるのかな〜?
ただ5800はコアクロック(500MHz)やメモリクロック(1GHz)がCPU並みの動作クロックなので、発熱もかなりのものになる。そのため独自の冷却機構「FXFlow」が搭載されるが、これの騒音がハンパじゃないというウワサだ。だが今回の新製品は、動作クロックが低いこともあり、放熱のためのファンの大きさは通常のグラフィックボード並みとなっている。「5800は確かにうるさかった。だが今回の新製品は、発熱量も少なく非常に静かになっている」(同社)。 とありますし、ハイエンド版に比べればマシなものの、やはりそれなりにうるさそうです。
さて現在独走状態であるATIですが、任天堂の次世代ゲーム機「Dolphin」のグラフィックスコア担当の米ArtXを買収、実質的にATIが任天堂とATIが業務提携&ATIコンシューマに進出だそうですよ。MicroSoft X-BOXと手を組んじゃったnVidiaは苦戦を強いられそうですね。北米以外ではX-BOX自体大苦戦中ですし。っていうか筐体大きすぎるし。洋ゲー系を遊ばない人には魅力が薄いし、しかし洋ゲーをバリバリ遊ぶ人は普通PCの方で遊ぶし……みたいなやたら中途半端な位置づけがいけないのではないかなー。……まあnVidiaのGPUに罪はないですけども。
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